2024/07/31 15:55

こんにちは!くいしんぼうギャングです😸
くいしんぼうギャングでは京都の四条烏丸にあるアジトで腹ペコ集団が琥珀糖やポップコーンなどのお菓子やお食事を販売しています。こどもからおとなに喜ばれる食べ物を提供していますのでぜひ商品もALL ITEMから見ていってくださいね。
今日はポップコーンが南アメリカから世界にどのように伝播したかをお伝えします。実は有名なあのコロンブスが関わっているんです。それ以前の古代のポップコーンの歴史が知りたい方はポップコーンの起源ってどこから?を覗いてみてください。



1、大陸発見とトウモロコシ

1492年にコロンブスのアメリカ大陸発見により、種子がトウモロコシの種子がスペインに持ち帰られました。コロンブスがキューバ島に上陸した際に現地のカリブ人が栽培していたトウモロコシを持ち帰ったという記録があります。
また16世紀初頭のスペインフランシスコ会修道士のベルナルディーノ・デ・サアグンの記述によるとポップコーンはアステカインディアンの儀式に欠かせないものであると言われています。ここでポップコーンはとうもろこしの爆裂種というポップコーンの元となるとうもろこしを指します。「多くの若い女性がポップコーンダンスを踊って誓いを捧げた。そしてポップコーンの花輪はトウモロコシの房のように厚くそれを頭に置いた。」という儀式の記述があります。
また1519年にメキシコに侵攻したコルテスはアステカ人と接触したときにはじめてポップコーンを目にしました。ポップコーンはアステカ人インディアンの間で儀式用の食べ物であったという記述があります。
1650年のペルーのインディアンについて書いたスペイン人のコボは「彼らはトウモロコシをはじけるまで焼く。彼らはそれをピサンカラと呼び菓子として使う」と述べています。この記述からポップコーンがお菓子として食べられていたことがわかりますね。南米を植民地にした人々は砂糖とクリームをかけたポップコーンを朝食に食べるなどポップコーンを積極的に食文化に受け入れました。
このように航海術が発展した新世界の始まりに際し南米の文化に根付いたポップコーンが世界に伝播するようになったのです。


2、最初のポップコーン機械の誕生

ポップコーン機械の発明は、1885年にチャールズ・クレターズによって行われました。彼は、ポップコーンを均等に加熱し、効率的に弾けさせる機械を開発しました。この発明により、ポップコーンは家庭だけでなく、屋外イベントやサーカス、さらには街角での販売にも広がっていきました。特に、ポップコーン機械が街中での販売を可能にしたことで、多くの人々が手軽にポップコーンを楽しむことができるようになりました。

3、映画館でのポップコーン機械の普及とその影響

1920年代に入り、映画館が大衆娯楽として定着するとともに、ポップコーン機械も映画館に導入されるようになりました。映画を観ながら楽しむスナックとしてポップコーンは非常に人気となり、映画館のロビーにはポップコーンの香ばしい香りが漂うようになりました。この時期、ポップコーン機械の技術もさらに進化し、一度に大量のポップコーンを短時間で作ることが可能になりました。これにより、映画館はポップコーン販売で大きな収益を上げるようになりました。

4、 家庭用ポップコーン機械の登場と進化

1950年代になると、家庭用ポップコーン機械が登場しました。これにより、家庭でも手軽にポップコーンを楽しむことができるようになりました。最初の家庭用ポップコーン機械は、電気を使ってポップコーンを加熱するシンプルなものでしたが、次第にデザインや機能が改良され、より使いやすくなりました。特に1980年代に登場した電子レンジ用ポップコーンは、簡便さと迅速さで家庭でのポップコーン消費を飛躍的に増加させました。

5、現代のポップコーン機械の技術と未来

現代のポップコーン機械は、技術の進化によりさらに高性能になっています。デジタル制御や自動クリーニング機能、エコフレンドリーなデザインなど、さまざまな改良が加えられています。また、家庭用から業務用まで、多様なニーズに応える製品が市場に出回っています。さらに、ヘルシー志向の高まりにより、オイルフリーのエアポップコーン機械も人気を集めています。
ポップコーン機械の未来は、さらなる技術革新とともに、新たな可能性を秘めています。今後も、ポップコーンをよりおいしく、手軽に楽しめる機械が登場することでしょう。

まとめ

・ポップコーンはコロンブスの新大陸発見がきっかけとなって世界中に広まった
・ポップコーンの生産機械の登場によりより身近な食べ物になった